ジーエヌアイ(2160)GNI マザーズ上場10周年お知らせ|空売り機関の動向

ザラ場前の異例とも言えるタイミングでの上場10周年に関するお知らせ、その影響なのか特買いからのスタート。

GNIタイムから更に買い上がり400円に迫る勢いがありました。
月曜日の動向が気になるところです。

◆2017年9月8日 取引詳細情報

前日値 :367円
始値  :379円
高値  :401円
安値  :371円
終値  :394円
出来高 :7,195,000株
時価総額:52,959百万円

◆機関空売り情報

2017年9月6日
JPモルガン証券
残高数量:  1,153,847株
増減量 :    -140,000株

2017年9月5日
Numeric Investors(Alt Beta)
残高数量:   1,245,000株
増減量 :      +96,000株

 

冒頭に書きました通り、9月8日にマザーズ上場10周年のお知らせがありました。

<出典 株式会社ジーエヌアイグループ マザーズ上場10周年のご挨拶>

その内容から思うこと、そして今後の株価について考えてみたいと思います。

 

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マザーズ上場10年とこれからの10年・・・

驚くような凄い情報は載っていませんがイン・ルオCEOの自信の現れのようなものを感じます。

『(中略)米国においては、本年8月31日(日本時間)に、肝線維症治療薬であるF351の米国における治験許可申請を補完する追加的なデータを米国食品医薬品局に提出しました。これが認められれば、当社グループの米国における初の治験となります。

(中略)同化合物の臨床開発を米国で行うことが出来れば、当社の中国発の医薬品を世界市場で展開するビジネスモデルの重要な証左となります。』

『米国』へ進出することの強調、そして米国展開=世界進出への重要な足掛かりとしていることが窺えます。
この強調、すなわち中国F351第2相治験が順調な進捗だと示唆していると思うのは私だけでしょうか。

そこで以前の記事でも紹介しましたバイオテック2017におけるトーマス・イーストリングCFOの発言が記憶から蘇ります。

『我が社には世界トップクラスの科学者が居り、精鋭が揃っている。日本で生まれ、中国で成長し、今米国へ向かっている。』

苦節10年、GNI(2160)関係者には感慨深い記念日だったのではないでしょうか。

 

厳しい時期を乗り越えたGNI(2160)について、先日の20107/2Q決算所感記事でも書きましたが、参考にしたソース(GNIを知っている方なら有名なソースですが)を貼ります。

<出典 四季報ONLINE 異色の創薬ベンチャー、ジーエヌアイグループの展望(上)>

<出典 四季報ONLINE 異色の創薬ベンチャー、ジーエヌアイグループの展望(下)>

 

また、新薬開発~上市までの確率が何千分の1とも言えるこの厳しい業界で開花したGNI(2160)について、私が感銘を受けたある方のコメントも貼ります。
※スマホで閲覧の方はうまく表示できないかもしれませんので下の画像を見てください。

<出典 textream 2160 – (株)ジーエヌアイグループ 〜2015/04/28>

2013年、GNI(2160)を全て損切りするか悩んだこともありましたが、現在に至るまで1枚も手放さずに来れたのはこの方のコメントに励まされたことも大きな理由の一つでした。
今どうされているのでしょうか・・・

最近の株価下落で心折れている方は是非、糸川さんの他のコメントも覗いてみては如何でしょうか。

 

(マザーズ上場10周年のご挨拶・続き)
『(中略)
このように、当社グループにおきましては、過去10年間で様々な事業の進捗を達成しており、今では、安定的で収益性の望める堅固な会社に成長したと自負しております。今後10年間を見通すと、更に一層明るい未来が開けていくことを確信しております。

ネガティブに考えればリップサービスとも取れるコメントですが、GNI(2160)の質実剛健な気質及びパイプラインの市場規模・進捗、マーケットのグローバル化、事業の多様化から鑑みて私も明るい未来が来ることを確信しています。

ただ、お知らせということで抽象的な書かれ方になってしまうのは仕方ないですが、その『確信』を今後は是非ステークホルダーにも『詳細な情報として適時開示』して頂きたいと切に願います。
また、通期黒字達成後の近い将来には株価乱高下や増資に耐えたステークホルダーに厚く還元してくれることも願っています。

10年後・・・
感じ方は人それぞれかと思いますが多くの方が遠い先のことと感じているかと思います。
しかし、10年後といえば現在のパイプラインが失敗しなかったと前提すれば、ほぼ全てが上市できているはずなので『世界に名だたるグローバルヘルスケアカンパニー』を実現しているものと期待しています。
(3年後でもかなり周りの景色(株価・売り上げ規模)が変わっていると考えています。)

 

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各機関の空売り推移

以前MSワラント実行期間中の記事で使っていた集計表に幾つか情報を追加して空売り推移を纏めてみました。

株価推移、機関同士の牽制、GNIからの情報リリースこれらから各機関の空売り推移で色々気付くところがあって面白いです。

※機関は個人投資家の予想を裏切る動きをするのが常であること、残高割合0.5%未満の水面下では何をしているのかすら解らない状況なので動きを把握することは不可能に近いです。
下記は私個人の勝手な推測ですので参考にしないでください。。

 

Nomura International plc、Credit Suisse Securitiesは増資完了前後、ドイツ銀行ロンドン支店は2Q決算前に報告義務を消失しています。

モルガン・スタンレーMUFGは8月下旬の500円弱あたりから大きく買戻し始め8月31日に報告義務を消失しています。
(米国F351のIND申請と同日ですがこれはあまり関係ないかと思います)

500円弱から400円強まで下落を誘発させたと思われる(売り増しした)JPモルガン証券は400円割ったころに買戻し、それと同じタイミングで売り増しの主体がNumeric Investors(Alt Beta)に変わったと見られます。

9月8日のザラ場前の10周年お知らせ、特買いスタートでマインド転換したとも思える動きで400円に迫るプラス引けでした。

今後の株価推移において関連するであろう重要な点は以下の3つと考えています。

①9月8日特買いはどこの機関であったか?
②9月6日~9月8日のJPモルガン証券、Numeric Investors(Alt Beta)の空売り残高推移
③北問題による地政学リスクの動向

月曜日(9月11日)の終値が400円以上・以下で今後の株価の方向性が見えてきそうに感じます。

 

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あとがき

直近の安値366円・・・
保険収載後・・・増資完了後・・・誰がこの株価を予想できたでしょうか。

しかし、今の株価下落の理由がGNI(2160)の内的要因ではなく、外的要因だと考えています。そしてこれが払拭されれば500〜600円台には復活するのではと考えています。(そこから先の上昇はサプライズネタや業績に関わるネタが必要かと思います)

今回のお知せから将来の大きな成長を宣言、そして世界展開への強い意志のようなものを垣間見ることができました。このお知らせを読んで、下落相場時により平常心でいられると思いました。

今週はいよいよ個人株主親睦会です。
一部の個人株主を集めて開催すること、『親睦会』であることからサプライズな発表はないかと思っています。
けれど、IRに問い合わせてはっきりした回答が返ってこなかったことを質問したいのでそのときのイン・ルオCEOの見解、表情や態度等について直接体感してきたいと思います。

 

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「ジーエヌアイ(2160)GNI マザーズ上場10周年お知らせ|空売り機関の動向」への2件のフィードバック

  1. 素晴らしい分析です🌸
    こんなにも鋭く、客観的な解説、今やどこのメディアにも、アナリストでさえも、ここまで深く解説してくれるところを知りません。
    中原君など、小学生並みの言葉足らずの典型だと笑えるぐらい。
    四季先取りなど、ちょっぴり表現を変え上書き保存してるだけ。

    同じホルダーとして頼もしく思います。
    いつもありがとうございます💗

    1. >yaku♡さん
      ありがとうございます。でも・・褒め過ぎです。。。
      正直、上にも下にも行く要素があるので今後どうなっていくか全く解りません。
      ただ、空売り残がある2つの機関がここ数日で大きく買い戻していなたら流れが大きく変わると信じています。
      平穏な掲示板での取り上げありがとうございます。
      お仰るように糸川さんの数々のコメントは『色褪せない』という言葉が非常に合いますね。
      私も改め他のコメントも読み直して下落時の冷静さを養いたいと思います。

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