ジーエヌアイ(2160)GNI IR問い合わせ|アイスーリュイCTD-ILD第3相MTG開始、米国F351IND再申請他

500円付近の底堅さも感じましたが、モルガン・スタンレーMUFGの空売り増減が激しいので暫くは瞬間的な下落もあるかもしれません。

◆2017年8月18日 取引詳細情報

前日値 :518円
始値  :503円
高値  :517円
安値  :498円
終値  :502円
出来高 :3,906,000株
時価総額:65,427百万円

◆機関空売り情報

2017年8月17日
モルガン・スタンレーMUFG
残高数量:  1,414,299株
増減量 :   +495,000株

2017年8月7日
JPモルガン証券
残高数量:     922,847株
増減量 :    -156,000株

2017年8月1日
Numeric Investors(Alt Beta)
残高数量:     971,000株
増減量 :                 0株(再IN)

 

決算短信と会社説明会資料の所感を書こうと資料を眺めていたら色々疑問点が出てきました。
『まずは確認してみよう!』ということでIR問い合わせ其の二になります。

今回は携帯電話の受話音声をスピーカー出力にして自分の声と合わせてアナログ的に録音したので聞き漏らしはありません。
但し、長い会話は私の言葉で要約している部分もあります。

 

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2017年8月18日 IR問い合わせ

個人株主親睦会のお知らせについて

◆Q)申込フォームの下に書かれている注釈(*申込期間中のみ~)についてもう少し具体的に教えてください。
○A)『定員に達していても入力フォームが有効』な理由は、50名定員になった時点で締め切ると、その中に無効な申込み(株主名簿と相違する情報等)があった場合は定員割れになってしまいます。
そのため、申込み順にて株主名簿と付け合せを行っていき、有効な申込み50名が確認できた時点で入力フォームを使用できなくすることからタイムラグが生じるためです。

◆Q)申込みが確定すれば仕事の調整をしたいので早く結果を知りたいのですがいつ頃になりますか?
○A)ご迷惑をおかけしております。
当初9月上旬を予していましたが早ければ本日(8月18日)、遅くとも来週早々(8月21日~)には該当者様へメール連絡したく考えています。

【所感】
冷やかし対策といったところでしょうか。
私は申込み初日の受付開始約10分後に申込み完了しましたが今のところメールは来ていません。

2017年6月30日現在大株主の状況について

◆Q)8月10日有報P.16大株主の状況の大株主『BNY GCM CLIENT ACCOUNT J PRD AC ISG (FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱東京UFJ)』について説明可能な範囲でどのような株主か教えてください。
◇A)恐らく日本非居住者で、BNY GCM CLIENT ACCOUNT J PRD AC ISG (FE-AC) 経由で株式を取得しているものと思われます。
また、三菱東京UFJは口座の管理のみをしているものと思われます。

◆Q)979,945株を何処の誰がどれだけ保有しているかはやっぱり解りませんか?
◇A)そもそも株主が単数・複数かも不明です。
ただし、 株主名については株主の居住国によっては保有数量により公的書面で報告する義務があれば、そこから株主を特定できる可能性があるかもしれません。

【所感】
始めて見た大株主だったので簡単に下調べした上でダメ元で質問しましたが、だいたい想定内の回答でした。
お花畑的妄想的にはGNIの関係者が安定大株主になったのかもと思いましたが、会話していた限りでは担当の方が何か隠しているような感じはありませんでした。

結合組織疾患を伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)第3相臨床試験開始について

◆Q)8月15日の2Q決算説明会資料P.15によりますと予定と表記されながらも『2017年7月開始』と過去日を示しています。つまり治験は既に開始されていると理解して宜しいですか?
◇A)ご認識の通りです。

◆Q)では何故、適時開示されなかったのでしょうか?第3相からの開始ということもあり、極めて重要な進捗と私は認識しています。
◇A)東証の適時開示基準として発生事実を認識した当日中に開示する必要があります。
今回の治験は同資料にも記載されています通り複数の施設(被験者)に対し同時に進められたため、どこが一番初めに開始されたのか把握ができなかったこと、そして各施設から後日開始の連絡が入ったことから適時開示することができませんでした。
今後の短信(3Q以降)では進捗状況を詳細に開示していく予定です。

【所感】
理由は解ったけれど、『適時開示基準に合わないからそれで終わり』というのは株主に優しくないなと感じました。東証適時開示の詳しいルールは解りませんが、それなら再度お知らせで開始の旨をアナウンスしても良かったのではと思いました。
尚、スタートアップミーティング開始は7月28日だったので、実際に治験が開始された日は7月29日~7月31日のいずれかということになりますね。

F351米国での治験許可(IND)再申請について

◆Q)米国GLP基準の毒性試験が2016年7月から2017年5月(お知らせより確認)まで長期に渡っていますが何か問題があったのでしょうか?理由について教えてください。
◇A)委託したCRO(医薬品開発業務受託機関)の試験順番待ちや様々な手続き等の関係で時間がかかりました。
そもそもの経緯で2016年5月頃、本毒性試験の委託先としていくつかのCROに打診しましたが、費用・納期において希望にコミットするところがありませんでした。
今回依頼したCROも最終的には納期的にコミットできなかったので予想以上に時間を費やしました。
このような経緯から時間がかかったことが進捗に何らかの問題があったという訳ではありません。

◆Q)GNIさんにとって遅れる可能性があることは初めから認識していたということなのですね。しかし、今後の会社の成長に大きく関わる米国でのF351展開に遅延を来すことについて社内的に良しとしたのでしょうか?
◇A)はい、実はIND申請が遅れることについて我々としてはさほど問題視していません。
まず、米国で治験を開始した場合、第1相までは独自資金で進められたとして、第2相を実施するには状況により独自資金ではできない可能性があります。
そこで中国での第2相治験で良好な結果が出ればブリッジスタディが認められ、これにより米国では第2相(ready←2017/9/6追記)から開始できる可能性が高くなります。そうなるとF351の価値が凄く高まるので交渉材料(恐らく提携先を言っている)としても色々有利になるからです。

◆Q)ブリッジスタディにより第2相から開始となれば、当初目論んだ第1相分の費用を第2相に回し、不足分を何らかの方法で調達すれば独自資金による進展もあり得ますか?
◇A)可能性としては全く無い訳ではありません。様々な状況を精査し我々としても最適な方法で進めたいと考えています。

◆Q)ライバルと成り得る日東電工(ND-L02-s0201)がファストトラック指定を受けていますがその辺も意識して動いているのでしょうか?
◇A)あまり意識していません。どんな薬でも第2相、第3相で落ちる可能性もありますし、そもそもメカニズム(低分子医薬品と核酸医薬品の違いをを言っている?)も違いますので。
我々は肝臓の線維症だけでなくNASHやその他についてもアドバイザーと相談中の段階です。
従って横(他社)を見てても仕方ないと考えています。

【所感】
毒性試験が遅れたのは費用的な都合による背景が大きかったようです。また、やはり中国第2相の結果を基に米国の進展を考えているようで、今は中国結果待ちの段階にあるようでした。
発言の雰囲気から第2相からの提携先を強く考えているように感じましたが独自路線を全く考えていない訳でもないようでした。
また、ライバル他社についてはあまり気にしていない様子でした。

アイスーリュイ保険収載進捗について

◆Q)業績予想修正を出すことが困難なことは以前の問い合わせで確認させて頂きました。ただし、現在の落札状況や各省への保険目録収載状況については把握できているのではと思いますが如何でしょうか。
◇A)落札ベースでは4月24日IRの通り市場の80%(5月17日説明会資料P.6のことを言っているのだと思います)をカバーしていることをお知らせしています。
省のリスト(医薬品目録(各省・管轄市の社会保険部が7月31日までに公表するきまり))収載については現在17/30がリストを出しています。
ただし、既に出した省でも『パブリックオピニオンを求めます(暫定処置)』という状況の省もいくつかあり不確定要素が多いのが現状です。
17の中には我々の薬も入っていますし、残りの13も入ると考えています。
ただ、リストに入ったところですぐ薬が売れる訳ではありません。従って我々は今後の売り上げに実際に直結する行動、例えば薬を置く病院への対応に重きを置いて動いているので、省の落札・リストを逐一追っかけていないのが現状です。

◆Q)先ほどお話がありました4月24日IRの文面に『当社は、今後も、各省での医薬品目録の改訂、公開入札等の実施に向けた重要な進捗があった場合には、皆様にご報告いたします。』とありましたが、このIR以降進捗開示がありませんがGNIさんとして大きな進捗がないと判断しているからなのでしょうか?
◇A)このときは市場全体の80%をカバーするという重要な進捗があったので適時開示をしました。
我々は中国政府の代理人ではないので各省の細かな進捗を発表するという考えはございません。

◆Q)それでは本件について、次にGNIさんが大きな進捗や公表する必要があると考えるタイミングはどの段階を想定していますか?
◇A)(うなりながら少し間が空く)
業績に関わる進展があったときには開示したいと考えています。
しかし、現段階でいつ・どのような内容なのかは申し上げることはできません。

【所感】
だたい想定していた通りの回答でした。
短信等によるまとまった進捗公表(落札や目録収載・病院への採用)はあっても適時開示による進捗公表はなさそうな感じですね。
確かに人口規模・複雑な保険制度・不確定要素等を考えるとこれらの状況を把握するにはそれなりに現地要員が必要なのかもしれません。
そこに人を割くなら少しでも会社の成長に直結する行動で成果を出したいということでしょうか。

あとがき

妄想や思い込み、調べるということをする以前にIRに確認することが真相への近道だということを改め実感しました。

今回のIR問い合わせも回答内容に怒りを覚える方もいるのかもしれません。
しかし、GNI(2160)も製薬会社になったとはいえ、ようやく赤字会社を脱却しようとしている状況で人員体制が不十分なことは容易に想像できます。

今回の問い合わせでも確認できたように毒性試験では費用的な面でいくつものCROと交渉してきたり、中国の現地要員は売上直結する行動に専念させたりと真面目な姿勢が窺えました。

IRの対応については今に始まったことではないですし、この状況が今後、数年以上は続くかもしれません。
しかし、長期目線で会社の成長を見守る私としては質実剛健な会社だと思い、本業の確実な成果に期待して見守りたいと思います。

知りたかったことが色々聞けたので決算短信と会社説明会資料の所感は書くことなくなったかも(汗)

 

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「ジーエヌアイ(2160)GNI IR問い合わせ|アイスーリュイCTD-ILD第3相MTG開始、米国F351IND再申請他」への8件のフィードバック

  1. はじめましていつも拝見しております。
    貴重なIRの生の声を伝えて頂き本当に
    感謝しております。

    さて確認したいのですが
    ①7月31日までに
    「30省の内の17省が新リスト公表」ですか?
    ②その17省の内にアイスーリュイが収載された
    省は「17省」ですか?

    ブログには「17省の中には我々の薬も入ってる」
    と書いてますが17省の一部の中という意味かと
    思い質問しました。
    既存のIRだと「11省確定で追加で6省」という
    意味ですか?是非教えて下さい。

    宜しくお願いします。

    1. >吉田さん
      コメントありがとうございます。
      ①、②ともにご認識の通りです。
      私は各省の進捗を追っていないので詳しくは解りませんが、中国情報通で信頼性の高い情報を発信される『けつばん』さん情報によりますと、
      各省の医保目録でアイスーリュイが確認出来たのは『福建省、北京市、広東省、湖北省、上海市、四川省、山東省、江蘇省、雲南省、広西、天津市、江西省、甘粛省、河南省、遼寧省、山西省、安徽省』17省のようです。

  2. いつも、楽しく拝読させていただいてます。

    今回の問い合わせのなかで、目を引いたのは、F351のブリッジスタディです。会社側がかなり真剣に検討し、実現にむけて努力している点が好感がもてました。

    回答を引き出してくださり、ありがとうございます。

    短期的には提携による治験の方が株価は上がりやすいでしょうが、はてさてどうなるのか。

    ともかくも会社の姿勢がつたわってきただけでも、ほっとしました。

    ありがとうございますm(_ _)m

    1. >バzzさん
      コメントありがとうございます。
      そうですね、メガファーマとの提携にでもなればそーせいのような値動きになるかもしれませんね。
      個人的には再増資してでも独自路線で進めてほしい思いもありますが。。。
      いずれにしてもF351の進捗は順調そうに見受けられるので安心して見守っていけそうですね。

  3. いつもありがとうございます。
    本ブログは心の癒しと、GNIの詳細や振り返りに活用させて頂いてます。

    私も、自分と家族のためにGNIに投資しました。年数かけて、達成していきたいです。共に応援しています。

    GNIについては、少々IRなどやきもきしておりますが、謙虚で、実直に現場主義な会社だと思っています。これも、過去のリーマンショックから這い上がってきた、強い信念を持つと思うからです。

    必ずや株主への還元を果たしてくれると
    信じています。

    さすがに、この下げはきついですが、時間との闘い。あとは機関の皆様に祈るばかり(笑)

    最後に、必ずや業績向上で、戻り上がりと上昇していくと、強く握りしめております。

    いつも、的確な質問と詳細がとても勉強になり、同時に励ましを受けています。
    引き続き、更新を達成までは、続けて頂けると幸いです。宜しくお願い致します。

    グッドラック!

    1. >金の座布団GOGOさん
      コメントありがとうございます。
      自分と家族のために投資・・・同じような考えをお持ちで嬉しく思います。
      IRの対応含め短期目線で見た場合、非常にやきもきさせるGNIですがこれほど将来性を有する銘柄はそうそうないのではと思っています。
      まだまだ低迷期は続くと思いますが金の座布団GOGOさんのコメントから強い意志を感じますので、きっと良い結果を迎えられるのではと思います。
      私もまだまだGNIのことは知らないこと(特に過去の経緯)が多いのでこのブログを綴りながら勉強していく所存です。
      こちらこそ宜しくお願いします。

  4. おはようございます!
    冷静かつ、大胆、論理的に株主のみなさんが聞きたい事を全て網羅していただき、目から鱗の思いであります。
    これからも、冷静沈着なブログを楽しみにしております。

    1. >自慰N愛さん
      コメントありがとうございます。
      Q&Aは文章に纏めているので堅苦しかったり冷静なように見えますが、実際は笑いを交えながら和やかな雰囲気で会話しています。
      強く責め立てるよりそうした方が色々引き出せるかなと思うからです。
      IRやお知らせを待つより直接聞くことが近道だと解りましたので、これからも定期的に問い合わせをしたいと思います。

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