ジーエヌアイ(2160)GNI 第16回定期株主総会 個人的まとめ②

株主総会に参加した方のネット上のコメントを自分なりに解釈し、備忘録として纏めました。

※あくまで『個人的備忘録』ですので記載の情報が全て正しいとは限りません。

米国F351の進捗について

(Q)米国F351の進捗について教えてほしい。

(A)米国FDAから動物実験をもう一度行うよう指導があった。
提出した実験結果(10年前に中国のGNPに即したもの)では米国FDAの期待する内容に即していないため再提出となった。
実験そのものは簡単で既に終了し結果を提出している。
分析には時間がかかる。
現在報告待ち。

(Q)米国でのF351臨床試験は莫大な費用がかかると考えられる。
新たな資金調達として大手医薬品会社などの資本提携や資金援助などの話は具体的に進んでいるか?

(A)中国のF351臨床試験(2相試験)の結果によりで提携先を探すことになるかもしれません。

 

今の株価について

(Q) 今の株価は、ルオさんにとってどう思われるか。

(A)今の株価の適正については、言及を避けたい。
ただ、株価は長期的ビジョンで企業価値を反映させるものだと思っている。
来年にはより良い株価になっていると考える。

 

アイスーリュイ服用の患者数について

(Q)アイスーリュイの利用人数はどこまで拡大しているか?また、対象者の1パーセント超えているか?

(A)潜在患者数については、中国に正確な統計がない。よって、米国の統計を参考にし、約50万人と推定される。
また、昨年までのアイスーリュイ服用患者は2,000~3,000人となる。
尚、費用は全額実費だったため、途中で止めてしまう人や正しい用量を服用できない人がいた。保険収載によりこれからはこの状況が劇的に改善されると考えられる。

 

IR開示タイミングについて

(Q)各省・管轄市で出される新保険目録収載等、企業価値が上がるための情報は適宜IRを出してほしい。

(A)新保険目録収載については各省・管轄市の半分程度が目録収載されれば、公式にIRを出す予定。
ただ、各省・市の新保険目録の収載は、いつ出るのか私達も把握していない。
そもそも中国政府の新保険目録収載もネットで突然開示され、私たちには事前に知らされることはなかった。
中国政府は、各省・市に対して2017年7月31日までに新保険目録に収載し、同年8月31日までに新保険目録の稼動をさせるよう指導している。
新保険目録の収載が早ければ早いほど、アイスーリュイの売り上げは伸びるが、いつ収載され、どれくらいの売り上げ影響があるかは現時点で不透明。
また、各省の収載が出揃わない限り見通しを立てることができないことから各省・管轄市の収載の度にIRを出すのは難しいと考える。
この度の福建省が収載した際には、数多くの株主様からお問い合わせを頂き対応させて頂いた。

 

新工場について

(Q)建設費用はどれくらいか?

(A)3億円以下になる見込み。
ただ、中国政府からも補助金が出る予定なので、実際の費用は更に下がる見込み。
現時点では、中国政府がどの程度補助してくれるかは不明。

 

(Q)建設費用はどう捻出するのか?

(A)日本ほど建設費用は高くない。また、日本の建設スピード(工期)と比較して物凄く早い。
数年かけて減価償却していく予定。
当社にとって大きな負担にならない。

 

(Q)いつから建設をするか?

(A)第2四半期には建設をスタートさせたい。
北京コンチネントが河北省南部に土地を取得しているのでここに製造拠点を移す。

 

(Q)無菌室で薬を製造するかと考えられるが、なぜ工場は政府の意向で河北省なのか?

(A)他産業のことは出てこなかったが、製薬会社はその工業団地(河北省)に集めているとのこと。
何らかの公害リスクを北京から排除したい意向があるらしい。

 

子会社の上場について

(Q) 子会社の上場はあるか?

(A)株主様の利益や企業価値を鑑みて考える。

 

取得単元について

(Q)2018年10月に全銘柄が株式売買単位100株になる見込みである。
多様な株主を増やすために、それよりも前倒しで、売買単位を1,000株から100株単位にすることは検討しているか?

(A)最近の株価動向や今後の会社の展望を鑑みて、現在社内でも検討している。

 

直販体制について

(Q)中国で直販体制に切り替えた理由は何か?
また、中国では売掛金の支払いが滞ることが間々ある。そういった売掛金の回収において、リスクヘッジしているか?

(A)ひとつは中国政府が薬価高騰するのを防ぐために、流通システムを変更したため。
それと直接コンタクトした方が患者や医者からより良いフィードバックが得られるため。
元々、代理店販売から2~3年を目途に直販体制を考えていた。
通常、販売委託体制から直販体制に移行するときは、移行期に売り上げが下がる。
しかし当社の場合、売り上げは下がらなかったのでアイスーリュイの潜在的ニーズ(需要)は間違いなくあると確信している。
尚、売掛金の回収については、支払いサイトを60日間としており、今のところ売掛金の回収については何ら問題ないと考えていて、新保険目録収載後も同様である。

 

入札について

(Q)入札の進捗についてどうか?

(A)アイスーリュイの業績に対するインパクトを見極めるため、各省、直轄市の調整を待っている。受け身で待っているだけでなく、迅速に調整できるよう積極的にコーディネートしている。
各地域で入札に参加し北京、上海、広東省の入札は既に終わっている。

 

特許・ジェネリック対策について

(Q)アイスーリュイの保護期限が2019年に切れることについて

(A)ジェネリックが簡単に入ってこられないよう、対策としてRP、DN、CTD-ILDの適応拡大を目指している。
クラス1の薬なので中国では非常に大きなアドバンテージがある。
保険目録収載も、競合という問題を解決してくれる大きな要素の一つだ。
ジェネリックにも申請・承認が必要で長く時間がかかる。
当社も子会社にてジェネリック申請を出しているが2年間なんの動きもない。
保護が切れた後の問題を解決すべくさまざまな戦略を練っている。

 

中期計画について

(Q)これまで発表した中期計画は、保険目録収載を見込んだものか?

(A)保険目録収載は見込んでいない。
中期計画策定時、『もし保険収載がなければどうしていくべきか』という前提条件の元、策定された。
中期計画見通しは、改定していく予定。

 

全体を通しての主観

実際にその場に立ち会っていない、ましてルオCEOの発言は全て通訳越しなのでニュアンスが若干異なる可能性があります。

それを前提としても凄く誠実で将来性を大きく期待させてしまう発言だと私は感じています。

 

遥かなる高みに連れて行ってくれることを願っています。

 

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