過去の私は『投資』、『資産運用』というものに対し『ギャンブル』、『難しそう』、『ほとんどの人が失敗する』という悪いイメージしかありませんでした。
当時の比較的身近な投資といえば国債と株式投資でした。
先に記載したように投資に対する先入観が強く国債については『国の借金のためにお金を貸すって嫌だな・・帰ってくるのかな?』株式についても『倒産したら紙切れ(価値0)にしかならない・・』というのが正直な感想でした。
しかし、このままでは結局何も進展しないのでもう少し調べました。
そこでようやく『やってみてもいいかな?』と思う投資が見つかりました。
それは『株式投資(株主優待目的)』です。
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やってみようと思えた理由は以下です。
①大抵の企業は1単元(低出資)から株主優待の恩恵を受けることができる。
②上記に伴い低い取得単価により下落しても値幅は小さいので精神的負荷が小さい。
③株主優待を実施している企業は多く、自分の嗜好に合った優待を選べる。
といったところでしょうか。
この株主優待目的の株式投資は臆病で投資に対するデメリットを強く思う人には適している仕組みだと感じました。
当時の私がリスクに対して凄く警戒し悩むに悩んで購入したのは『ビックカメラ(3048)』1単元です。
※当時は1単元1株でした。(分割化され現在は1単元100株です)
購入した理由は以下です。
①取得額が少額(リスクも同様に小さい)だから
②優待内容が魅力的だったから
③家電が好きで複数ある家電量販店でもこの企業は昔から利用し好感を持っていたから
です。
当時は50,000円でお釣りがくる位の取得単価でそういった意味でも懸念するリスクは最小限に抑えられていました。
参考に、株主優待の詳細な内容は以下です。
【2月の株主】
・100株 … 2,000円相当
・500株 … 3,000円相当
・1,000株 … 5,000円相当
・1万株 … 2万5,000円相当
【8月の株主】
・100株 … 1,000円相当
・500株 … 2,000円相当
・1,000株 … 5,000円相当
・1万株 … 2万5,000円相当
【長期保有の場合】
・1年以上2年未満継続保有 … 1,000円相当追加
・2年以上継続保有 … 2,000円相当追加
長期保有すればするほど更にお得に、また僅かながら配当金もあるのでこちらと合わせると利回りが株価によりますが4%前後と素晴らしいものになります。
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以上で2012年の資産運用は終了です(笑)
ビックカメラ(3048)のみに留まったのはやはり株(投資)に対する不安は大きく、魅力ある株主優待であっても少額投資できるものが見当たらなかったからです。
当時、株主優待に魅力を感じ悩んでいた銘柄としては以下でした。
マツモトキヨシ(3088)
吉野家ホールディングス(9861)
日本マクドナルドHD(2702)
オリエンタルランド(4661)
コロワイド(7616)
しかし、いずれも1単元が数十万、中には50万円以上と当時の私はリスクを恐れてとても購入することができませんでした。
今思えば2012年はデフレ真っ最中で日経平均も8,000円台程度とこれから投資するには非常に良い時期でした。
現在、上記の銘柄はほぼ2~3倍程度の株価に推移しています。
『やはりあのときに買っておけば良かった。。。』
誰もが通る道であり、名(迷)言ですね。
幸いにもこの『ビックカメラ(3048)』については現在も保有し、株主優待の恩恵を受けています。
また、現在は購入当時よりかなり高値で推移して大きな含み益の状況です。
(1単元ぽっきりですが)
この銘柄は株主優待が廃止されない限り売却するつもりはありません。
当時は思いもしませんでしたが数年前より『長期投資による恩恵』を理解できるようになったきっかけの一つがこの銘柄保有でもありました。
2012年末の運用状況
買付金額 : 39,700円
評価金額 : 42,800円
損益率 : 107.8%
損益額 : 3,100円
続いて2013年ですがこの年は激動の年でした・・・
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